2012年05月14日

土佐街道散策

 高取城を下っていくと、土佐街道に出てきます。
そこで気になったものを載せていきたいと思います。

○植村家長屋門○
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 元は城代家老の役宅、今は植村氏の住居となっているそうです。
やはり現役で使われると綺麗ですね。

○松ノ門○
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 元は高取城内にあった門で、廃藩置県により土佐小学校の校門として移築されたそうです。
こちらは後に火災で一部焼失したものを再建したものです。
 こんなカンジの門が山の上にあったんですね。

○臼井家(伊勢屋)屋敷跡○
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 高取藩の公用伝馬の役や大年寄りを務めた商人のお屋敷跡です。
実際のお屋敷は郡山の奈良県民俗博物館に移築されているそうです。

○藩主下屋敷門○
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 今は石川医院として使われています。
さすが重厚感あふれる門構えです。上には鯱がいるし、なんか雰囲気全然違う〜。
posted by 花衣 悠希 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

高取城跡

高取城跡

 住所:奈良県高市郡高取町高取

 沿革:元弘 2年(1332) 南朝方に属した高取の豪族、越智八郎邦澄が築城。
    天正 8年(1580) 織田信長の一国破城により一旦廃城になる。
    天正12年(1584) 筒井順慶により復興。
    天正13年(1585) 豊臣秀長の命を受け、本多氏が入城。
                近世的城郭として整備される。
    寛永17年(1640) 譜代大名、植村家政が入城。
    明治 4年(1868) 版籍奉還。この年まで14代234年間居住。
    明治22年(1886) 城の建物が取り壊される。

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 以前から行きたいと思っていた奈良の高取城に行ってきました。
 こちら高取城は標高584mの高取山山頂にあるお城で、日本三大山城の一つに数えられています。
三層の天守、小天守、櫓が27、門が33、土塀2900m、石垣3600m、橋梁9、堀切5箇所。
・・・スケールが全然違いますね。
 実際行ってみて、石垣も素晴らしく、ホント雄大なお城でした。
天気も最初は曇っていたんですが午後から晴れまして、気温もそれほど高くなくいい気候で歩きやすかったです。

 近鉄壷阪山駅からバスで壷阪寺まで行き、そこから車道をずっと登って行きました。
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 こちらが上り口です。車道なんで歩きやすいです。アスファルトは若干足に負担がきますが・・・。
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 こんなカンジの道です。

 そしてこちらが高取城への入口です。壺坂口門に向かいます。
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 石垣が見えてきてちょっとわくわく☆

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壺坂口門跡です。

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進むと壺坂口中門跡です。ここまでの間は侍屋敷があったようです。

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 大手門です。さすがメインの門跡、風格があります。

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 十三間多聞跡です。ここから二の丸に入ります。

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 十三間多聞跡を出たところの景色です。奥の石垣の上の左端に太鼓櫓、右端に新櫓があったようです。

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 さらに進んでこちらは十五間多聞跡です。そしてここを通ると先ほどの石垣の反対側に出ます。

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 こちら太鼓櫓跡です。

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 そしてこちらが新櫓跡です。階段があって上ることもできます。

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 こちらは櫓側から見た天守台です。実は最初これが天守台と思ってなかったのでこんな写りになってしまいました・・・(汗)。

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 本丸です。本丸にすぐ入れないように道が折れ曲がっているのが分かります。

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 そして、奥に見えているのが大天守の天守台です。そこから左に石垣が見えてますが、この上に多聞櫓があって、小天守と接続されていたそうです。連結式天守の形態ですね。

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 そしてこちらは大天守の近くにあった穴です。縄張図を見るとどうも井戸のようです。やはり山なので水の確保は死活問題です。縄張図にはあちこちにこういう井戸のしるしが描かれています。

 これからメインルートを下っていきます。
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 こちら宇陀門跡です。

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 そして松ノ門跡です。下りで楽と思いきや、意外に足にきます(苦笑)。

 さらに下って、国見櫓跡です。
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 天気が良かったのもあって眺めがめちゃめちゃ良かったです。中央付近に畝傍山、右に耳成山(こんなにこぢんまりしてたんだ〜。)、右端に天香具山です。
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 さらに下ると猿石があります。
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 いきなりでちょっとびっくりします。場所的には高取城に行く道と明日香村に行く道の分岐点になります。説明板によりますと高取城築城の際に石垣材として運ぶ途中にこちらに置かれたらしいです。ということは、もしかしたら石垣の一部になってたのかも?!

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 二ノ門跡です。うっかりすると見逃しそうです。
ここら辺から水掘が続いてて、カエルがゲーコゲコゲコなかなか派手に鳴いてました(笑)。

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 さらに下りると立派な高取城碑が立っています。上にあったものより断然気合入ってます(苦笑)。

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 ラスト(スタート?)黒門跡です。ここ私ホントに見逃しました(汗)。
ここから街道筋に入っていきます。いやー、すごい城ですね。なかなか大変ですが面白かったです。
posted by 花衣 悠希 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

霊山歴史館 2012年 春の特別展「水戸学が開いた維新への扉 幕末の精神をたどる」

霊山歴史館 2012年 春の特別展「水戸学が開いた維新への扉 幕末の精神をたどる」 

 住所:京都市東山区清閑寺霊山町1
 会期:2012年4月11日(水)〜5月13日(日)<第一期>
    2012年5月15日(火)〜6月24日(日)<第二期>
 開館時間:10:00〜17:30(入館は17:00まで)
 休館日:月曜日

 講座が終わった後に歴史館に行きました。

 今回の展示は水戸関係のものが中心で面白かったです☆
見たことない史料も多かったですし、良かったです。

 徳川斉昭自作九果硯 九面、という硯がありまして、それが超綺麗で何か意匠が細かいんです。9つ硯があるのですが、それぞれちょっとずつ形が違って意外に芸が細かい・・・っていうかまめ(?!)。

 必見なのが、徳川慶喜の書「誠」。これ大坂城内で書かれたものだそうです。はっきり言って上手い。
やっぱこの人只者じゃないなーと思わせる書です。

 あと、松下村塾の塾生、渡辺蒿蔵関係の展示が色々あってびっくり!
自作の茶碗や急須があって、それがちょっとふにゃっとしたところがいかにも自作で味があります。
 
 大村益次郎 賊軍処分策ヶ条、いかにも益次郎ってカンジです。走り書きみたいな風で急いでるカンジがします。さすが仕事してますね〜。
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2012年05月05日

霊山歴史館 第73回維新教養講座「志士と水戸学」

霊山歴史館 第73回維新教養講座「志士と水戸学」

 開催日:平成24年5月5日(土)13:30〜
 講師:霊山歴史館学芸課長 木村幸比古
 開催場所:霊山歴史館

 久々に教養講座に行ってきました。
木村先生節も久々に聞いた気がします〜。

 今回は水戸学についてということでしたが、私は全然水戸を知らないのですごく勉強になりました。
 水戸学は維新に大きな影響を与えた学問ですが、それなのに、お膝元の水戸内部では内紛で空中分解してしまって明治以降あまりいい目見てないのが何とも・・・(涙)。
 起源は光圀の「大日本史」編纂事業だそうですが、この大日本史は完成するのに明治までかかったそうです。何て壮大なプロジェクトなんだ!忙しない今じゃありえない〜っ。正直そこまで時間掛けられるのがちょっと羨ましい・・・。
 ちなみに光圀の漫遊記に出てくる助さん格さんは実在の人物で、光圀のお抱え学者やったそうです。話の中だけの人物じゃなかったんですね〜。
 徳川斉昭の性格がすぐカッとなる性格で、それですぐキレる親父って意味で「烈公」と呼ばれたそうです。
烈公ってカッコいいカンジがしてましたけど、実はそういうことなんだと思うとちょっと可笑しかったです。
 あと、吉田松陰が水戸の会沢正志斎の著した「新論」を読んでて、実際藩校の弘道館にも見学に行ってるそうです。そこでの経験が松下村塾にも活かされているんですね。
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2012年04月25日

洛陽三十三所観音巡礼 第十七番札所 蓮華王院(三十三間堂)

洛陽三十三所観音巡礼 第十七番札所 蓮華王院(三十三間堂)

 住所:京都市東山区三十三間廻り町657
 参拝時間:8:00〜17:00(4月1日〜11月15日)
      9:00〜16:00(11月16日〜3月31日)
        *30分前受付終了*
  <十一面千手千眼観音菩薩>

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 こちら三十三間堂は京都国立博物館向かいにあります。
 私は何度も訪れているところですが何度行っても千体もの観音様には圧倒されます。あんなにたくさんおられるのに空気がどこか柔らかくて穏やかな気持ちになります。なので、ついまた行きたいなーって思ってしまいます。
 そしてこの三十三間堂ですが、平清盛が後白河上皇に造進したものだそうです。(なんてタイムリーな(苦笑)。) 
 厳島神社といい、発想が違いますよね〜。こんな大きいものを作れるのはやっぱり清盛が型にはまらないスケールの大きい人だったってことなんでしょうね。
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2012年04月24日

京都国立博物館 特別展覧会「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」

京都国立博物館 特別展覧会「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」 

 住所:京都市東山区茶屋町527
 会期:2012年4月17日(火)〜5月27日(日)
 開館時間:9:30〜18:00(金曜日は20:00まで 入館は閉館の30分前まで)
 休館日:月曜日(ただし4月30日は開館)画像 006.jpg

 五摂家筆頭、近衞家の蔵する名宝の展覧会です。
展覧会が始まったばかりだったためか、それほど混んでなかったのでゆっくり見れて良かったです♪
・・・が、前半が文書ばっかりで結構きつかったです。
薄暗い空間に文書が延々と並ぶと眠くなってきますね・・・すいません(汗)。
後半は絵画等あって楽しかったです☆

 藤原道長の遺した「御堂関白記」、自筆本が14巻あるのですが前期で8巻分展示されていました。1室まるまる使われていてすごいです。具注暦で書かれているこの日記は一行目が暦で二行分余白になってまして、そこに道長が自筆で出来事を書いていく形になっているのですが、中には入りきらなくて細かい字で書かれていたり、行がはみ出していたりとリアルで面白いです。この御堂関白記はユネスコ世界記憶遺産登録候補として日本政府から推薦されているのですが、そんな大事なものがどどんっと展示されているのにびっくりでした。

 江戸時代の21代、家熈さんが集めた茶杓箪笥は面白かったです。箪笥に色々文字が貼り付けてあって、すごいまめな方だな〜と思いました。内容もバラエティに富んでいてびっくり。千利休の茶杓はやはり途中がくびれてて、うわ、それっぽい(笑)。他に細川幽斎や福島正則のがあって、どっから手に入れたんだろう〜って思いました。

あと、白磁無地金襴手馬上盃金琺瑯という金ぴかの杯があって、これも家熈さんが茶菓子入れに使用していたそうです。元は中国のもので島津家から入ってきたそうです。近衞家と島津家の仲の深さが感じられます。
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2012年04月22日

京都国立博物館 記念講演会「王朝文化の華 近衞家 陽明文庫の名宝」

京都国立博物館 記念講演会「王朝文化の華 近衞家 陽明文庫の名宝」

 開催日:平成24年4月21日(土)10:30〜12:00
 講師:陽明文庫 理事 文庫長 名和修
 開催場所:ハイアットリージェンシーホテル京都ドローイングルーム

 今回の講演は京都国立博物館の特別展覧会「王朝文化の華 陽明文庫名宝展」との関連の内容でした。
今回は京都国博の向かいのホテルが会場で、すごく綺麗なところでちょっと面食らってしまいました。
地下にはこんな綺麗な庭園があって、何だかすごい癒されます〜。
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 講師の名和修先生は陽明文庫で長く仕事されていた先生で褒章も受けておられる偉い方ですが、おしゃべり好きな元気な方で楽しい講演でした。
 陽明文庫の収蔵品のスライドを見ながらの解説は分かりやすくて良かったです。

 陽明文庫は昭和13年に近衞文麿のよって設立されたとのことで、それほど古くはないのが意外でした。
 系譜もホントにすごいです。
皇室に次ぐ長い家柄とおっしゃてましたが、ただ長いだけでなく政治の中心に居続けた流れですから全然違うなあ、と思いました。
 安政年間の公家の80%は藤原姓なんだそうです(驚)。

 今回の展示品の中で車図というのがありまして、牛車の詳細が描かれているものなんですが、これを皇太子殿下が見られて論文に書かれたそうで、それがもとで重文になったそうです。
 詠糸桜和歌巻、孝明天皇の宸翰で、近衞家の糸桜を見られて感動され詠んだ歌が書かれています。
後期のみの展示なのが残念・・・。
 あと21代の家熈さんが文書を整理していて、掛け軸に仕立て直しているんですが、その表具が面白いとおっしゃってまして、私も後で展示を見に行きましたが、確かにバラエティに富んでいて面白かったです。デザインとか色合いが凝っていて楽しめます☆
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2012年04月07日

霊山歴史館 第53回維新土曜トーク「阿部正弘とペリー来航」

霊山歴史館 第53回維新土曜トーク「阿部正弘とペリー来航」

 開催日:平成24年4月7日(土)13:30〜
 講師:福山城博物館 鐘尾光世
 開催場所:霊山歴史館

 今日の京都はめちゃめちゃ寒かったです〜。
桜は大分咲いてきていました。満開はもう少し先かな。

 今回の土曜トークは老中首座、阿部正弘についてのお話でした。
福山では阿部正弘をPRしたいみたいです(苦笑)。

 ペリー艦隊の編成が蒸気船が3隻で、あとは帆船と輸送船だったとのことで、やっぱり蒸気船は高値だったんだろうなと思いました。ま、帆船も和船に比べれば全然性能いいんですが。
 あと、ペリーの肖像の瓦版を3つ連続でみるとかなり面白かったです。江戸の人って想像力逞しいわ〜。
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2012年03月27日

京都文化博物館 「ホノルル美術館所蔵 北斎展 葛飾北斎生誕250年記念」

京都文化博物館 「ホノルル美術館所蔵 北斎展 葛飾北斎生誕250年記念」 

 住所:京都府京都市中京区三条高倉
 会期:2012年2月1日(水)〜3月25日(日)
 開館時間:10:00〜18:00(金曜日は19:30まで)
       *入館はそれぞれ閉館の30分前まで
 休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)

 ホノルル美術館所蔵の優品170点を網羅した展覧会です。

 早くから気になっていた展覧会で、前売券まで買っていたのにも関わらず中々時間が取れず、ようやく終了2日前に行くことができました。

 天気もあんまり良くなかったんですが、めちゃめちゃ人が多くてびっくり。北斎そんな人気なんや〜。
 でも実際見てみて、こんなにバラエティに富んだものがあるとは思ってなくてホント面白かったです。人物や動物や風景と題材も幅広いし、シリーズものも富嶽三十六景以外にも色々あってあれもこれもと描いているのがすごい。
 それに発想がちょっと違ってて面白いんですよね。
幾何学的な構図に遊び心があるし、幾何学的なものって時に冷たく見えるけど人物に愛嬌あって、全体的にからっとした陽性の雰囲気ですごく魅力的だと思いました。

 では以下印象に残ったものを挙げます。

○喜撰法師
喜撰法師の人物が描かれています。が、そこに「きせんほうし」の文字が隠されている、また「ほうし」の文字が2つ隠されているとか言われているものです。
私的には素人目に「きせんほうし」だと思いましたけど、ぱっと見て下の方に「ほ」「ん」「う」と肩の方に「き」があるのは分かったんですが、後はちょっと分からなかったです。
何かこういう仕掛けをするのが面白いですね。遊び心のある人なのかな、と感じました。

○鷽と垂桜
桜に鷽がとまっている図なんですけど、鷽のとまり方が頭が下で足が上という変わった構図で(こうもり?)、バックが濃い青っていうこともありすごく印象に残りました。
こういう構図で描こうってどこから思いつくんだろう・・・脱帽です。

○富嶽三十六景 山下白雨
私は後期しか見れませんでしたが、やはり富嶽三十六景はダントツに良かったです。その中でも一番はやはりこれです。
右下の折れた線が印象深いです。堂々たる富士山のインパクト抜群です。それでいて味があるんですよね〜。

○富嶽三十六景 武州玉川
富嶽三十六景は全部で46枚あるそうですが、この武州玉川は技巧が面白いです。
ぼかし摺りで川の藍色の濃淡をつけているのと、川の下の部分が真っ白なんですが、ただの白ではなくて、から摺りといって色をつけずに版木の凸凹を紙に写し取って表現する技法が使われています。なので、よく見ると波の凸凹がうっすらついていて波が表現されてます。ホント芸が細かいです。
これは現物を見ないと分からない部分だと思います。見えないところまでこだわるところがすごいです。
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2012年03月26日

洛陽三十三所観音巡礼 第二十七番札所 平等寺(因幡堂)

洛陽三十三所観音巡礼 第二十七番札所 平等寺(因幡堂)

 住所:京都市下京区松原通烏丸東入因幡堂町728
 参拝時間:8:00〜17:00
  <十一面観音菩薩>

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 久しぶりに京都に出てきたので行ってきました。
この日は雨が降ったりやんだりと落ち着かない天気でしたが、このときは雨はやんでいて良かったです。

 こちらは烏丸四条から南に下り、高辻通と松原通の間の通りを左に入るとあります。
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 こんなカンジになってるので、まず迷わないと思います。
しょっちゅう迷ってる私が珍しく迷わずに行けたくらいだし(笑)。

 すごく大きくて立派な構えにびっくりしました。
この平等寺という寺名は高倉天皇より下賜されたものだそうです。
そして日本三如来の因幡薬師如来で有名なところでもあります。

 そして今回の観音様はこちらにおられます。
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 正面入った左手です。
暗くてよく見えないのが残念。
元々は北野天満宮に祀られていた観音様です。東寺の観智院を経てこちらに来られたとのことです。
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